2024/6/14~2024/6/15の二日間にわたって、
CGWORLD主催の就活イベントが開催された。
①15:00~16:00の部と②17:00~17:40の部に参加した記録を残しておこうと思う。
①15:00~16:00 「CG業界9つの職種について」
発表者:カサハラCG様(映像業界) 半澤優樹様(有限会社オレンジ_アニメ業界)
吉田学様(モデラー出身_ゲーム業界)
●モデラー(背景/キャラクター)
・必要な能力はアートやデザインへの理解/細部への注意や作業能力
・小道具とキャラが分業の所もある
●マットペインター
→リアルな背景作る人
●テクスチャアーティスト
→モデラーと兼任が多い
●ライティングアーティスト
→ゲーム業界では、カットシーンのアーティストが作ることが多い
●レンダリングアーティスト
→大規模PJだと分業になる
●リガー
→骨格や制御システムを組む
→アニメーターがいかに動かしやすいようにするかを考えて作業するのが大事
→解剖学、プログラミング能力、問題解決能力が必要
(カメラにもリグを入れたりする)
●アニメーター
必要なこと→ソフトウェアの操作能力、キーアニメーションの理解、タイミング、リズムの感覚
●モーショングラフィックスアーティスト
・文字の3D(センスがいる)
●モーションキャプチャアーティスト
→スーツを着て、動きを取り込む
●プリビズアーティスト
→本番うまくいくように予行練習をする人
●エフェクトアーティスト
魔法、煙、爆発、
→パーティクルシステム、物理演算の理解が必要
●VFXアーティスト
現実では難しいものの作成
必要な知識→After effect/Nuke/Flameの知識、パーティクル、物理演算、エフェクト、
カメラ、ライティング、色彩、構図
(コンポジターと被る)
●コンポジター
全てを合成する人
3Dの知識がなくてもできる
●コンセプトアーティスト
→作品の方向性を決める(0→1で作る人)
描画力、造形力、想像力、色彩、レイアウトの理論が必要
●ビジュアライゼーションデザイナー
車のスピードメーターやカーナビ、化学など、データを視覚化して表現する人
●映像ディレクター
全体的なビジョンを管理する人
→ストーリーボードなどを使う
キャスティング、ロケーション、撮影現場での指揮、クライアントへのプレゼン、
『必要な能力』
・リーダーシップ/決断力/コミュニケーション能力/映像に関する知識
●プロデューサー
スケジュール管理/予算管理/クライアントや代理店、製作会社とのやりとり
『必要な能力』
・コミュニケーション能力/リソース割り当て能力/プロジェクト管理スキル
人材配置能力/スケジュールや予算の管理
中でも一番人材が枯渇しているのは...
エフェクト、アニメーター、TA(デザインとプログラミング両方できる人)とのことだった。
【思ったこと】
→AEの経験があるので、コンポジターもいいかもしれない・・・
→しかも、出来上がったものをすべて完成形に持っていく作業は、かなりやりがいとワクワクがあるのでは...?
②17:00~17:40 「アニメの世界を再現~スマホゲームにおける3DCG~」
発表者:wakabayashi様(f4samurai所属)
f4samuraiはツイステやまどまぎ、コードギアスなどのゲームを扱っていた。
企業理念:「世界に一番のワクワクを」
【コードギアスの製作で意識されたこと】
・いちファンの目線で作ること!
→ファンの方に手抜きと思われないように
・ロボットは表情がないので、モデリング一発勝負!
→パキっと感を出すための面割り、金属や塗料などの質感、影のつけ方(ベーステクスチャにも影を描いている)
・原作の再現へのこだわりを持ちつつ、原作を超える
・ファンのテンションが上がるポイントを増やしたいという思い
【思ったこと】
→ユーザーの「好き」を全力で再現できる人材になりたいと思った。
【イベント一日目のまとめ】
①モデラーだけでなく、コンポジターというように興味のある職種を見つけることができた。
②いちファンとしての目線を大事にし、
ユーザーの「好き」を全力で形にできるように仕事がしたい!
0コメント