学校の授業が休校になったため、
絵に詳しいクラスメイトの方にお願いし、デッサンを教えていただいた。
その内容をまとめておこうと思う。
【用意するもの】
・B3画用紙
・B用のデスケル(あたりを取ることができる、マス目の道具)
・鉛筆
※3Bや2Bから使うのがおすすめとのこと
→画用紙の凸凹を埋めるように鉛筆を寝かせて塗っていく際、芯の柔らかさが丁度いいのだそうだ
・長い定規
→デスケルのあたりを、画用紙に書き込むときに使う
・被写体
→最初は白いものがいい
・イーゼル
→家で書くときは、段ボールを使ったり、体育座りで太ももに画用紙をあてて、被写体と高さに差が出ないように構えるのがいいそう
・光源
→何方向からも光が当たる状況を避ける。
手前から照らすと、白い面が増えるのでコントラストを描き分けやすい
【基本理論】
①明暗
[明]
物が光にあたっている個所
床から反射してあたる光→例えば白い床からなら反射が強く、黒い床からなら光が反射し ていないように見える
[暗]
陰→物自体の影
影→物が落とす影
②光源
・光源はスポットライトや日光を利用。
・例えば光源が正方形の斜め右からあたったとき、明るい順に並べると、
一番上の面→右側の面→左側の面→左側の面から落ちる影
の順になる。
③一点透視、二点透視、三点透視、パース
パース→奥行き
一点透視→正面から見ているパース
二点透視→右のパースと左のパースを結ぶと、三角形になるもの(ものを斜めから見たとき)
三点透視→建物を下からや、上から見たときのパースが加わるもの
④被写体の位置
・デスケルの9マスで考えたとき、中央かつ、
9マスのどこにも被写体が接していないことを避ける
・上や下のどちらかが空きすぎ✖
→床やテーブルクロスなどで下に要素が詰まっているときは、少し上にする
・影含む物体の中央とする。
→実際の物体の中央より、少し左右にずれることになる。
【書き方について】
①書きたいものの右側にいること!
②2Bか3Bで書き始めること!
③鉛筆は、上から人差し指と親指を使って持ち、
ほかの3本を添えて、芯を寝かせるように。
書き込むというより、画用紙の凸凹を埋めていくように。
※鉛筆を、立ててはいけない!!!
【実際に描いていく】
まず、三面見えるように被写体を置く。
→情報量が必要。
①胸にひじをぴったりつけて、腕を伸ばした状態で固定した状態で、
デスケルを持って被写体をのぞき込む
②デスケルの中央の十字や、ほかの線の部分が被写体のどのあたりに来るのか、
机はどのあたりなのかを見る。
→デスケルの十字や角の線を薄く画用紙に描いておく。
そのあと、被写体が来る位置について点や薄い線で同じくあたりをつけておく。
③点を参考にしながら、鉛筆を寝かせて描いていく。
左右それぞれ、平行の線が外側に向かって逆ㇵの字になるように線を引いてみて、
集まった点同氏が、最後上で三角形になるように引いてみる。
④よく見てみて、上の面の面積が大きすぎないか、正方形に見えない面がないか確認しながら進める。
→動かさない起点だけ決めておく。(例えば、真ん中の線だけはずらさないなど)
エッジを少し上にずらしたりして、微調整する。
⑤陰(物自体の影)を描いていく
→一番暗いと思われる面の、エッジ付近から塗り始める。
※一番明るい面と、二番目に明るい面は、同じ白だと、両面が同じ位置に見えてパースが感じられないため、エッジ付近に影を付けてあげる
⑥影(ものが落とす影)を描いていく
→白い床なら反射光が強く、黒い床の部分からは反射がない
物に近い部分の床は影が濃く、遠いとぼやっと見える
【結果】
初めて少し立方体が描けた!
鉛筆を立てて使ってはいけないことからして知らなかった...
before
After
Beforeも、Afterすら完成していない途中のものであるが、
基本を教わったため、
今後上達に向けて頑張っていこうと思う。
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